月は僕の味方
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  つちさかな

想像力の園

みのすけ
illustration: yu-ko satou

僕が日々感じたどうでもいい事を脈絡なく思いつくままに綴る頁。



逃げ廻る人生 

彼はいつも何かから逃げ続けていた。
人から仕事から生活から。
大した事じゃないことからも逃げ隠れ。
そしてちっちゃな自分の居場所を探している。
逃げるのが常なので、逃げないという人生は人生じゃないような気さえしてくる。

いいんだよ。
逃げているって自覚があるだけ君は大人だ。

逃げる。
という言葉には根本的にネガティブなイメージがある。
逃げない。
なんと勇ましいイメージなのだろう。
逃げられない。
ああ出来るなら逃げたいよなあ。
逃げているのかわからない。
考えてください。
逃げ逃げ。
よくわからない状況だ。
逃げチゲ。
逃げながらチゲを食うのか?
逃げ連動体。
まさに逃げて動く固まりのようなもの。
逃ゲロ。
寝ゲロと混同しやすいので注意!
、、、そういうわけでさようならっ!(逃げ去る)




やっぱり生がいい

先日、シネマ歌舞伎「鷺娘」を観た。
去年、歌舞伎座で生で観たときは震える程感動した作品。
魂を燃やし尽くす玉三郎さんの舞は凄かった。
しかし映画になると、どうもそれがスポイルされてしまって。
それが伝わって来ない。
やっぱり舞台は生に限る。
と、つくづく思う。

関係ないが、玉三郎さんは僕と同じ誕生日。
アル・パチーノも(笑)




かもめ食堂

なかなか薄味な、いい映画だった。
やればいくらでも濃くできる女優三人が、ほどほどに抑えて、それがいい味になっている。
そして小物や衣装がいちいちお洒落だなと思っていたら、案の定、女性の監督だった。
なんとなく色んな事を想起させる物語。
語りすぎない感じも好き。

♪カーネーションお花の中ではカーネーション一番好きな花〜




本当の幸いは?

「カラフト伯父さん」という舞台。
生で観にいけなくて気になってた作品だった。
テレビでふとやっていて見入ってしまう。
ベンガル、富樫真、岡田義徳。
たった三人芝居。
神戸の震災後の話。
作演出は「ザ・寺山」の時にお世話になった鄭義信さん。
大好きな作家、演出家だ。
ベンガルさんのどこまでもダメーな親父がぴったりだ。
岡田君に泣かされる。
鄭さんの大きくて優しい目線は相変わらず、すばらしい。
映像で舞台を観るのはあまり好きではないが、
偶然テレビで見るものに、必然あり。




ある日の新宿末廣亭

思いもかけず豪華な顔ぶれ。
黄色い着物で怪しさ満載の古今亭寿輔、
〆さばアタルヒカル、ノリに乗ってる春風亭昇太師匠!、夢之助、東京ボーイズ。
そして立川藤志楼こと高田文男氏が珍しく高座に。
これには驚いた。古典をめちゃくちゃに崩して、アドリブ満載。
さすが放送作家。アイデアの宝庫だ。
そして最後に小遊三さんが締める。

メンツもメンツ、二階までびっしりの大盛況。
とても得した気分だった。
腕だけじゃなく、その日のお客とのガチンコ勝負である寄席。
落語家って凄いなあとつくずく思う。
栄養をいただき帰路に着く。




「取り寄せですね」その後の顛末

「二、三日で入るよ」と言われて連絡を待っていたある日。
劇場の鏡前を整理していたら、あれほど探して出てこなかった電源コードがするりと出て来た。
なんてうっかりミス。

僕は電気屋に連絡する。
「例のコード、注文キャンセルで!」
しかし。。
もやもやは残った。
果たして、あの店では二、三日で入荷できたのだろうか?
それともやはり一ヶ月待つ事になっていたのだろうか?
それを確認できないまま事件は終わった。

探し物が見つかる。
これにも、れっきとした意味があるのだろう。
たかがコード、されどコード。




「取り寄せですね」

電気屋の人はそう言った。
さくやらでもビックカメラでも。。

シェーバーの電源コードが欲しかったのだ。 
しかしどこへ行っても少し困った顔で、「取り寄せですね」を繰り返されるばかり。 
シェーバーごと買えばついてくる訳だから、店には在庫はあるはずなのだ。
しかし単体では売ることはできない。店のいいぶんもよーくわかる。だけに切ない。
やり場のない気持ちで新宿をうろうろするのであった。     
「あー、取り寄せですね」
ばかやろーー!!   
結局注文した。

二日後。
留守電に電気屋から「メーカーに問い合わせましたが、現在新しくは製造されてないものなので、
取り寄せに一ヶ月程かかってしまうのですが、どういたしますか?
キャンセルにするのであれば一報ください」みたいな、ふざけた内容が入っていた。
キャンセルして他の店をあたってみよう。。そう思ってまた街を彷徨った。

そして、とある近所の電気屋に立ち寄ったところ、
「二、三日 で入るよ。」
と言うではないか。
もう何を信じていいのかわからなくなっていた僕は。
その人を信じて、注文をした。
さて、ほんとに入るのか?(つづく)




人は7つの事しか記憶できない

何か一つの事に没頭していると、次に何をするべきかを、あっと言う間に忘れる。
10秒間の健忘症。
これがかなり怖い。
掃除をしなきゃ、あれ買わなきゃ、お腹減った、洗濯洗濯、おしっこしたい、
あの本読まなきゃ、とりあえず着替えよう、明日誰がくるんだっけな、
ビデオ見なきゃ、ゴミ出し忘れてた。。
日々生活に起こる様々な事柄を、次々と忘れていく。。

だからノートに記す。
なんでも書く。
誰しもが10秒間の健忘症なのだ。




体温計

稽古中、風邪をひき医者に行った。
体温計を渡され熱を計った。
普通なら何分かかかるところが、脇の下にいれたとたんピピッと鳴った。
一瞬で計れる体温計。
凄い事になっている。

子供の頃、学校に行きたくなくて、水銀の体温計をこすって温度を上げて、
親に嘘をついたものだ。
しかし、家にこんな一瞬で体温の計れる体温計があっちゃったら。。。

今の子供達はどんな嘘をついて学校にいかないのだろう?




あるサイト

これは笑える!
「中村屋」
http://blog.livedoor.jp/kemui/nakamura.html

あと、市川しんぺーさんに、騙された。
http://blog.eplus.co.jp/nekohote/archive/c244




目的がわからなくなる

あるものを調べたり、探したりしていて。
その道がどんどん枝葉のように逸れて、その目的から遥か遠く離れた場所に来ている事がある。
初めに自分は何を調べていたのか、何をやりたかったのか、何をさがしていたのか、
さっぱりわからなくなる。
脳内の一時的な健忘症。
パソコンに限らず、果てしなく枝葉して行く自分のその場の興味。
いつのまにかあれもこれも、、、。
果たして、何の目的もないところに行ってしまうのだ。

誰かの名前を思い出したくて調べていて、、海は何故しょっぱいかに行き着いたり。
国民年金の事を調べていて、、ムーミンは男なのか女なのか!?に行き着いたり。。

だから、そう。
何もない山にこもるしかない。

あと、ノート。
ノートになんでも書く。
これを実践したい。
書く。
これはいい。。
そしてチッェックしていく。
忘れていた自分の日々の生活を内観する。
ノートが必要だ。
自分だけが見る素敵なノートを持ち歩かねば。。




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