月は僕の味方
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過去日記の園

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2001年12月のころ



12月×日
小倉初日
反応良し。あったかい感じのお客様達。
終わって屋台のおでん屋へGO!ここは酒を置いてないので、ビールを買って持ち込む。そういう店。「きんちゃく」の事を「ばくだん」と言ったら東京の人だねと言われる。
暫く皆で街をうろつき、屋台のラーメン。けものくさいったら。旨い。
ほんと飯の事ばっか書いてるね(笑)。

12月×日
小倉終了
この日は北九州演劇祭の最終日でもあったので、ホテルのロビーで立食パーティー。
その後、演劇祭の方々に連れて行かれた不思議な屋根裏部屋の様な飲み屋。ニカラシカという謎の飲み物があって、それを皆で飲みまくる。
スライスレモンに砂糖を載せて、まずそれを口のなかでくちゅくちゅしてそのあと一気にそのブランデーを飲み干すという代物なのだが、これが美味しい。
皆良い気になって一気を繰り返す。いつもは酒を飲まない山崎さんまで飲む。顔が真っ赤だ。そのあと廣川さんが飲み過ぎで動かなくなる(笑)。
北九州!おそろしか!


12月×日
大分への移動日
個人行動。僕は途中別府に降り立ち、竹瓦温泉へふらり。折角の別府だもの。
砂湯。おばちゃんが砂をかけてくれる。大汗。すっきり。
海が近いので、海沿いを散歩。防波堤には釣り人多し。しかしいまいちの曇り空。
なんだか町の人が無防備で素敵に見える。東京に居ると人が多くて摩擦が多いから無関心にならざるを得ない事が多いからか。な〜んて、ぶらり一人旅的気分に浸って大分へ。
名物「だんご汁」を食う。ほうとうみたいな感じ?いちいち美味しい。名物という言葉に弱い僕。

12月×日
大分仕込み
ホテルの朝食、朝粥定食。
コンパルホールはサイズ的に本多劇場に似ている。客席の傾斜が結構あるので見やすい。なんか舞台と客席が近い感じ。
仕込み中、ジュークボックスを舞台にのっける時に右手の中指を挟んだ。あっと言う間の出来事。内出血。すぐ水で冷やしたので大事には至らず。怪我には気を付けないとね。
午後解放されて、ホテルで昼寝。夜近くの映画館で「ムーランルージュ」を観る。
関係ないけど、九州の女性は美人が多い・・・気がする。

12月×日
大分本番
場当たりを終えて楽屋で時間を持て余していると、温ちゃんがゲームを買って登場!
サッカー、ボーリング、ビリヤード、ダンクなどが遊べる中国製の卓上ゲーム。トランプにも流石に飽きて来ての温ちゃんの行動。盛岡、新潟ではこれが活躍するのか〜!?
今日はケラの代わりにカーテンコールで喋る。役者紹介と、パンフとかの宣伝。芝居終わって素で喋るのはなんだか苦手だ。「あー」とか「うー」とか言ってた気が。

12月×日
二週間振りの東京
へGO!なんだか長かったな〜。ってまだツアーは続くんだけどね。
大分から水陸両用の!ホーバークラフト!!に乗って空港へ!揺れる揺れる。野蛮な乗り物だああ。
そして無事帰って来ました〜!

これが更新される頃はパルテノン多摩も終わってる筈。待ってろ盛岡!待ってろ新潟!でもすっごくさむいんだろな〜〜〜。ひ〜。

12月×日
パルンテノン多摩
東京凱旋公演。山崎さんの奥様に子供、僕の母親に姐貴、となにかと身内の多い感じの客席。でも久々東京に帰って来てパワーアップ、テンポアップした「ノーアート」は「ノーアート」では無かったのでは?
バラシもあっと言う間。早くなったものだ。

12月×日
内田春菊さん
脚本の日テレの深夜ドラマの衣装合わせ。松永と夫婦役。パーマと髭は出来れば取って欲しいとの要望で、ノーアートが終わったとたん直さなければならなくなった。
自分では結構気に入ってきてた矢先だったのでちと残念。
夜は松たかこさんの美白の化粧品(資生堂)のナレーション録り。

12月×日
盛岡
覚悟していたよりは寒く無かった。トンネルを抜けると雪国的な予想は裏切られる。
この日は個人個人で盛岡入りだったので、夕方のやまびこ(仙台から各駅停車)という新感線に乗る。3時間半。車中では乗る前に気紛れで買った、さだまさし の「精霊流し」を読み耽る。なんか旅してる自分に酔ってるか?ホテルに着いて吉増に電話するとすでにスタッフチームと共に焼肉を喰らってるという。ロース の旨い「食同園」へ向かい合流。冷麺も旨し。ホテルに戻って大山の部屋でページワン。

12月×日
盛岡劇場仕込み
ここは一昨年「ネネム」で来た事がある。盛岡は宮澤賢治の里でもあるのであの時は盛り上がったっけ。
ホテルから劇場に行く間にハラリと雪。おや?っと思ってるうちに雪!雪!雪!
仕込みが一段落する頃には町は完全に白と化した。息も真っ白。
役者は3時過ぎには解放されたので、盛岡の繁華街をぶらぶら。「香醤」という店で、じゃじゃ麺堪能。あったまる。近くの映画館で「GO」を観る。客は僕を 入れてたったの5人。大分で観た「ムーランルージュ」は確か4人だったけどね。地方に来ても映画三昧。「GO」には温ちゃんが落語家の役で出て来て笑っ た。その後皆の元へ。またもや「食同園」。仕事や稽古で遅れて来た、温ちゃん、三宅、大倉も来て全員揃った。
雪の中、皆でホテルまでの道を歩く。寒いがなんだか雪だらけで楽しくなってくる。
三宅は雪道を自由自在に滑る。器用に。ホテルの側のダーツのある一杯バーで飲む。
山崎さん以外全員日本酒を頼むという北の町ならではの事態。雪に囲まれて皆は変なハイ状態に突入。

12月×日
盛岡本番
少し日にちが空いたので皆ちょいと緊張気味。しかし盛岡もあったかいお客さんだ。
とても素直な反応。ケラが欠席だったのでまたもやカーテンコールで喋る。
盛岡、人も町もやさしい。
終わったとたん三宅は東京でドラマの撮影があるとの事で深夜バスでとんぼ帰り。
温ちゃんも仕事が入ったので明日の朝一番で戻らなければならないという。
いやはや大変だ。
山崎さんが移動の前にどうしてもじゃじゃ麺を食いたいと言うので、またもや「香醤」へ。

12月×日
新潟への移動日
朝ロビーで山崎さんに会うと、三宅が乗ったバスがまだ東京に着いてない旨のメールが届いたと言う。雪のせいだ。朝5時過ぎには着く予定だったが、雪の影響で東京に着いたのは朝9時過ぎだったという。うわ。11時間近くのバス旅。三宅悲惨なり。
しかも撮影に間に合わなかったらしく、その日は三宅無しでやったらしい。朝一番で新感線に乗った温ちゃんの方が先に東京に着いた。可哀想な三宅。新潟来たら労ってあげよう。雪恐るべし。
そして我々は盛岡から秋田まで1時間半の旅。雪はどんどん凄くなる。
秋田で乗り換え。その30分の間に僕はラーメンを喰らう。ラーメン屋での地元の人達の会話の半分が判らなかった。味のある東北弁。地方の人が東京に来て方 言が恥ずかしいと思うように僕は地方に行くと東京弁が少し恥ずかしい時がある。東京もんが!と思われるのが嫌なのだ。変な話かもしれないが。
秋田から新潟まで日本海沿岸を4時間。右手に日本海。左手には真っ白な荒野。ポツリポツリと民家。そして吹雪。まさに窓の外は真っ白だ。なんだか時間の感 覚が麻痺して不思議な気持ちに包まれる。日本海の荒波が崩れる。それも白。その海に降り注ぐ雪。自然の意志を感じる。こんなとこにも人が住んで生活してる んだなあと思ったら、自分の世界の狭さを還りみたり。良い体験だ。
新潟到着。意外にも新潟には雪は無かった。
信濃川沿いのホテル。海が近いからか風が冷たい。
駅前の「須坂屋」へへぎそばを喰らいにGO!案の定食い過ぎる。
川沿いを皆で歩いて帰る。
長かった旅もあと2日で終わるのだ。

12月×日
新潟りゅーとぴあ本番
にしてツアー楽日!
雨。信濃川沿いのりゅーとぴあは、いきなりあらわれるドーム状の建築物。
でけえ〜〜〜。
劇場の側の「青島チャーシュー」というラーメン屋に2日続けて通う僕と吉増。旨い醤油ラーメン。
夕方、劇場にケラも駆け付ける。
お客さんは満杯だ。
楽日といえども、いつものように始まりいつものように終わる。
最後のバラシ。あっという間に終わる。つくずく早くなったものだ。
最後の打ち上げ。
皆疲れきっていたが流石に最後という事でテンション高し。
僕は舞台監督助手の宇佐美さんの手品に感動したり。
本多劇場の初日が11月1日。今日が12月18日。一ヶ月半の長きに渡る旅が終わった。
いやあ長かったね。

いろんな場所でいろんな人と出会えて面白かったです。またいつか旅に行く時はよろしく!
皆様お疲れさまでしたあああああ!
これにてノーアート日記おしまい!
これから髭剃って、パーマ落としに行ってくるです。

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