4月×日
図書館の
閲覧室にたまに行く事がある。
受け付けで席のカードを貰い。
自分の番号の席につく。
受験生もいれば、ただ寝ているおじさんもいる。
図書館では一人一人だ。
これが気持ちいい。
向きあうのは本以外にない。
4月×日
生活におけるスピード
っていうのは人それぞれだ。
毎日濃い生活をしてる人もいれば、同じ濃さを1ヶ月かけてこなす人だっている。
というかそんな濃さなど関係なく生きている人だっている訳で。
人を見てあせったり。
人を見てのんびりしたり。
するってのは。。
何が言いたいかというと・・・。
他人と関係なく自分のスピードを持っている人になりたい。
まあ僕も人にはマイペースとは言われるんで、
自分ではそれに気ずいてないだけなのかもしれないが。
「ライフスタイル!自分じゃ決められな〜い!」
って唄が昔、友人のバンドの曲であったけど。
未だ決められないなあ僕は。
ライフスタイル。
4月×日
最近うちの猫が
おしっこを色んなとこにして困っていたのだった。
動物病院に聞くと、とりあえずおしっこを採って来てくれという。
なんとかスポイトでとり、先生のもとへ持って行く。
「細菌性の膀胱炎の可能性が高い」
との診断。
飲み薬で1週間ほど様子を見ることになった。
早く直ってほしい。
買ってきたばかりの本の上にだけは、おしっこやめてくれ。
4月×日
子役考
今ドラマで共演している子役達は4、5才の子供達。
おかあさんはつきっきりで毎日の撮影に臨む。
まさに母親がマネージャーさん代わりだ。
おかあさん方(多分僕より若いと思われる)
と待ち時間に話を良くするようになった。
なんで子供をこういう世界に入れようと思ったか。
などなど。
親にも色んな考え方があって興味深かった。
僕は4才の女の子がいる役で。
その女の子には「みのすけさ〜ん」と甘えられる。
なんだか解らないがそんな事で現場に行くのが楽しくなった。
子供創るんだったら女の子が欲しいな〜などと安易に思ったり。
4月×日
「JOKER」
観に行く。ルテアトル銀座。
新谷、とても美味しかった。
終って、温水さんに連れられ飲みに。
さんまさんを初め出演者と、
観に来て居た松たか子さん、秋本奈緒美夫妻、サトエリ嬢など。
豪華なメンバーというか芸能よりの方々の中、場違いな感じを覚える。
しかし、さんまさんは凄い。
あれだけの舞台やった後なのに、飲みの席でも際限なく喋りまくり。
みんなを楽しませる。
なんだかちょっと感動してしまった。
明日はマチネがあるってのに。
普段、2時間くらいしか寝ないそうだ。
森鴎外みたいだ。
4月×日
天気がいいので
外をぶらり散歩し。
公園で昼間っからビールを飲み。本を読む。
廻りは花見客がわんさかだった。
日本人はホントに集合して花見をするのが好きな人種だ。
桜は綺麗だった
4月×日
実のところ
僕は亡命した事が一度だけある。
理由は詳しく書けないが、中学2年生の秋だった。
泣いた。
一人泣いた。
悲しくて泣いたんぢゃあない。
悔しくて泣いたんだ。
そのあと、どこに行ったのかは・・書けない。
ともかく、あの日僕は泣いたんだ。
エイプリルフール。(書いたのは)
4月×日
「はたらくおとこ」
阿佐ヶ谷スパイダース観る。
内容はともかく、後半、気持ちが悪くなり吐きそうに。
まだ軽い腸炎は直っていないのか!?
それでも飲みに行く。
作家の中島かずきさん、出演者では池田成志さん、松村君、中山君、志甫さんらと。
芝居の感想を話していると、成志さんに「エセ演劇ライターみたいな事言うな!」
と突っ込まれ。嬉しくなる。
先輩にちゃんと突っ込まれるって気持ちがいい。
良く行く飲み屋が、ボヤを起こして一ヶ月程営業停止になっていてびっくり。
4月×日
他人の事など
基本的にどうでもいいと思っていたのだけれど。
他人が悩みから開放されたという話を聞いて。
何故か自分自身の中の霧が晴れたような気がして。
近いようで遠い他人からの影響も、
少なからず受けたりしてんだなあこんな俺でもって思ったり。
4月×日
「ジョゼと虎と魚たち」
見る。
池脇千鶴は凄い女優さんだなあと。
いい映画だった。
んでエッチな映画だった。
4月×日
5月4日のソロライブのリハ
を久々に。
皆の予定が合わず、なかなかスタジオに入れなかった。
その上、トランペットのyuhkiは風邪を引いたらしく欠席。
今日はゲストの高井萌嬢の曲を練習。
高井萌ちゃんとは古いつきあいだ。
はじめて一緒に音楽をやったのはロングバケーションにゲストピアニストで参加してもらってからか。
その後、僕が彼女のアルバムにコーラスで参加したり。
彼女が僕のライブに参加して貰ったりと。。そんな流れだ。
彼女とは声質や歌心的部分がなんだか合う。
今日も良い具合にリハが出来た。
しかし3時間だったのだけれど。
今日は非常に疲れた。
体力落ちてる。
昔はオールナイトでリハとかやってたのに。
負け犬的気分。
4月×日
スズナリに
「ペンギンプペイルパイルズ」観に行く。
ますます設定からして良くわからない世界。
理解できない僕がバカなのかわからないが。
それでもシーンシーンはもの凄く面白く観た。
「前にしか進めない」って事!?なのかな倉持君。
それにしても、隣の男性が眠かったらしく、たびたび僕に寄り掛かってきて迷惑だった。
観に来てた重田千穂子さんと久々に会い。
飲み屋で話し、楽しかった。
4月×日
「エレファント」
見る。
高校生がトイレに銃持って入るシーンで
横山やすし主演の「ビックナグナム黒岩先生」
を思い出したのは僕だけだろうか。
確かに題材は衝撃的なものだが、実際の映画を観てて余りなにも感じなかったのは何故?
4月×日
「24」
に振り回された2週間だった。
まんまと、見始めてハマった。
やめようにもやめられず。
寝不足の日々。
頑張って終りまで見てたのに、僕が一番感情移入してた人間にも後半裏切られ。
しかも2シーズン目に続く感じの終わり方だったんでモヤモヤが残った。
くう。
しかしアメリカのこの手のドラマは1、2シーズン目あたりが一番面白い。
3、4とか創るとだんだんダメになるのよね。
映画もそうだけど。
でもアメリカって国は創るんだよな。何シーズンも。
4月×日
4月に入って
色んな人からライブなどのお誘いメールが次々と。
気候的にもいい時期になってきたものね。
今日も様々な場所で、色んな表現をする人たち。
おもに夜7時くらいから。
「東京の夜の7時」 by矢野顕子
しかしほうっておくと、あれもこれももう終っていたり。
スピードが早過ぎて、あれもこれも逃す。
逃すと1、2年会わなかったりする人もいる訳で。
色んな人に会っておこうとも思うが。
それとは別に、ある限られた人と深くつきあう方が疲れないですむとも思う。
ぼーっとしていたい。
基本的には。
しかしだんだん忙しくなってきてしまった。
さあこのなまった体を起こす方法は?
4月×日
「ドントラ」同窓会的
飲み会。
はじめは、ただ夕方から夜桜を見る会だったのだが。。
はじめ集まったのはナイロン陣、廣川、杉山そしてドントラでお世話になったギター星川氏と僕。
その後、松永、、大山、皆戸、イタリア帰りの峯村も合流。
そして鈴木慶一氏もスタジオから駆け付け。
何故かその後、演助の星、山田美紀も来て。
とりとめもないハナシを3時すぎまで。
とりとめがなさすぎて何を話したのか余り覚えていない。
覚えてるのは名古屋の「マルイ」というラーメン屋。
色々面白いので行くべきだのハナシ。
慶一さん談。
今度いってみよう。マルイ。まるい?
それにしてもユースケは体、大丈夫なんだろうか!?心配だ。
4月×日
新しい眼鏡
購入。もちろん度付き。銀縁のインテリっぽいフレームの。
最近は眼鏡も安く作れるようになったものだ。
僕は無類の眼鏡好き。
だから好きな眼鏡が壊れたりするととても悲しい。
舞台ではソフトコンタクトを使ってた時期もあったが。
最近はほとんどしない。
ああ眼鏡。
いくらでも欲しい。
4月×日
「殺人の追憶」
評判いいので観にいくが、期待しすぎでちょっとがっかり。
観終ってドアを出たら大人計画の近藤公園君にばったり。
お互い一人で観に来てたのだ。
近ちゃんも映画好きなんだよなあ、しかし昼間の劇場でばったりはお互い恥ずかしいもの。いまひとつだったね〜とかなんとか感想をいいながら外に。
4月×日
ソロライブリハ
日曜の昼。池袋。
2日酔いでスタジオへ。
午前中からスタジオに入るのはちょっときつかったが。
ライブのリハーサルは楽しいの一言。
終ってみんなでいきつけの店で飯を喰う。
4月×日
凹む日もある
そりゃある。
4月×日
「テキサスチェーンソー」
トビーフーパーの「悪魔のいけにえ」が1974年。
高校生の頃ビデオでだったと思うが、本当に怖かった。
10年後に2が作られ。
続編はデニスホッパー対レザーフェィスの闘いがなんとも笑いに転じた作品だったが、どちらもホラーもののなかでは指折りに入る名作だった。
20年経って本作が監督は違うがリバイバルという訳だ。
昔のインパクトにはかなわなかったが、こういう映画は継承してほしい。
4月×日
朝一で
川口のスーパーでロケ。
河原雅彦氏と初絡み。
僕の娘役。愛ちゃん。ますますなついて来て。
お父さんが休日の昼間に娘と手繋いでスーパーに行くっていう気分がなんだか判ったような!?
午後はナイロンの8月の舞台「男性の好きなスポーツ」のチラシ、素材撮影。
新しい眼鏡を早速使用。
デザインは「東京のSF」でもお世話になった小林陽子嬢。
久しぶりにケラとも会う。
男性チーム客演のサードステージ京晋佑氏、元ジョビジョバの長谷川朝晴氏ともすれ違い。よろしくの挨拶を。
京君とは10年くらい前、マシュマロウエーブという劇団の公演で一緒に舞台にたった事がある。久しぶりだ。僕より年齢は上だが、相変わらず若い。
長谷川君は、それも10年近く前か、信州でイベントがあって。
それをジョビの皆と一緒にやったなあ。
それも遥か昔のハナシ。
今回は凄い人数の舞台になりそうだ。
本多劇場なのに。
楽屋はどうする?って話だ。
詳しい情報はシリーのHPを覗いてみて下さいな。
撮影終って、シリーウォークに借りたい物があったので顔を出す。
スタッフ陣は色んなものに追われホント忙しそうだった。
借りたい物は無かった。
しかし事務所でダラダラとしてたらあっと言う間に10時。
帰り道、友人と焼肉食らう。
久しぶりの焼肉。染みた。
4月×日
友人のバンドを観に
高円寺のUFOクラブへ。
「金八祭り」と題されたイベント。
出て来るバンド全てかなり個性的だった。ああアンダーグラウンド。
新宿ジャムとかでやってたナゴムのイベントを思い出したり。
それにしても合間合間の曲が全て海援隊の曲ばかりで。
とても不思議な気分に。
4月×日
ついてない日もある
交通安全週間のバカ!
詳しくは悔しいので書かないが。
4月×日
「列車に乗った男」
これいいです。おすすめです。
映像、キャスト、音楽。
どれをとっても素晴らしい。渋い男達。
初めのうちから、切なくてうるうる来っぱなし。
今年観た映画の中では「オアシス」と並んでかなり好きな映画です。
4月×日
「清水宏サタデーナイトライブ」
柳岡さんとのからみは「山の手事情社」を思い出し懐かしかった。
あんな事ばっかりやってたんだよなあ昔。
スズナリの階段で、ある人から声をかけられる。
「ソロライブ観てます」は「舞台観てます」より嬉しかったり。
木野花さんが観に来てたので、次回の舞台の事も含め飲み屋で話していると。
そこにケラ、犬山、三宅、現れ。
ナイロン陣、飲み屋に何故か増殖で木野さん気持ち悪がるの巻。
4月×日
休日
兄に相談事があったので実家で落ち合う。
そのあと母と近所の中華料理屋に行く。
最近の母の話を聞く。
こういう時間が貴重なのかなとぼんやり。
4月×日
「悪い男」
キム・ギドク監督。
タイトルはどうかと思う。なんせ「バッドガイ」だ。
ヤクザ男が女子大生に一目惚れして、女を娼婦にする。
っていうほんと悪い男の話だが。骨のあるいい映画だった。
主演の男がセリフを殆ど喋らないのが印象的。
音楽が久石譲かと思った。
4月×日
昼間
シリーウォークに行き「男性の好きなスポーツ」のチラシ、宣伝用写真チェック。
ポップなチラシが出来そうだ。楽しみ。
夜はライブのリハ。
ほぼ曲は全曲立ちあがった。
今回は「唄もの」という概念から少し離れ、アレンジも凝ったりしてます。
より濃密に。
リハをもっと入れたいところだが、舞台稽古、撮影など色んなものが一気に押し寄せて来て。ちょっと大変な時期に突入であります。がんばります。